ケータイ基地局からの妨害



4月1日突然すべてのチューナーがあたかも壊れたかのような状態になりました。
どの衛星も無感、シグナルレベルは20〜30、クォリティーは0の状態です。


  


ある日突然このような状態になったら携帯基地局からの妨害を疑ってみてください。


  


そのときの簡易スペアナの画面が左の画像です。これはLNBの出力(中間周波)です。これからわかることはLNBは飽和していません。しかし、下の方1750MHz(中間周波数)あたりにすさまじいばかりの混信があります。1750MHzの妨害波の周波数は変換前の3400MHz付近ということになります。

5150(LNB局発周波数)-1750(中間周波数)=3400(妨害周波数)

右の画像は-20dBのアッテネーターを通した後の波形です。それでもまだ衛星からの電波の4倍ほどもあります。当然のことながら-20dBのアッテネーターを通すと衛星の電波はなくなってしまいます。

実はこの妨害波のためにチューナーのフロントエンドが飽和してしまっているものと思われます。
ここまで強力な電波はアンテナの向きには関係なく、直接LNBに飛び込んできますので、防ぐ手立てはありません。
現にいろいろな方向を向いている4基のアンテナすべてにおいて同じことが起きています。
試しにアンテナの皿を使わないでLNBだけで観測しましたが、どの方向を向けてもとてつもないレベルの信号が観測できます。

1550MHzより上(トラポン周波数にして3,600MHz以下)を犠牲にしてでも受信できるように、ローパスフィルター(LPF)を作ろうと思っています。



このような状態になっていますので、アンテナの移設完了までコンテックはインストールサービスができません。どうぞご了承ください。


6月末、アンテナを1基移設しました。さすがに田舎は何の妨害もなくスペアナの画面もきれいで、すっきりしていました。
しかし、7月1日に突然妨害電波が出て、何も受信できなくなってしまいました。移設はしましたがやはりインストールサービスはできません。
このように基地局ができるにしたがって今後全国に広がっていくものとおもいます。
携帯基地局は総務省から電波の割り当てをうけ、免許されたものですから、私どもは”妨害”と言っていますが、決して妨害ではなくまったく正当なものです。
電波は有効な資源ですから、未使用の周波数は有効利用のためにこれからもどんどん利用されていくはずです。

そこで、コンテックは3.6GHz以下を犠牲にしてもそのほかの放送が受信できるようにと、LPF(ローパスフィルター)を作るべく開発を始めました。
まだ、しばらくはかかりますが、期待しないでお待ちください。

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