■ コンテックが販売しているチューナー | ||
BSやSky-Perfec TVのように、特定の放送ネットワークを受信する専用チューナーは、メーカーですべてセットアップされた状態で出荷されています。アンテナをつなげばただちに受信できる状態になっています。 これに対し、当店扱いのデジタルチューナーは、世界中のいろいろな衛星を受信できる汎用のチューナーですから、使用するアンテナ(LNBの種類)や目的の放送に合うように周波数やシンボルレートをセットアップしなければなりません。 お客様が受信する衛星やそれに使われるLNBは、種種雑多ですからすべてをセットしておくことは出来ません。ある程度のデータはセットしてありますが、それも時と共に変化しますので、以下の手続きをご覧になって、お客様ご自身でセットアップしてください。 コンテックが販売しているチューナー(X-760HD,HDS8106,GSR 500A,WS-CA988)は出荷前に全数実働試験を行っています。このとき、セットしたデーター (Asiasat5/3S,Intelsat8,Chinasat 6B,Express AM3 等)はそのまま残して出荷しますので、アンテナの方向を合わせるだけで、すぐ受信できます。
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■ デジタルチューナーとアナログチューナーの違い | ||
アナログチューナーは、周波数を合わせるだけで、受信できました。これに対しデジタルチューナーは、周波数・シンボルレートをセットし、そのデータをもとにスキャン(またはサーチ)をして放送されているチャンネルを見つけなければ受信できません。 これは、地上デジタルチューナーと同じです。地上デジタルチューナーの場合は、メーカーですでに周波数やシンボルレートがセットされています。
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■ デジタル放送とは | ||
デジタル放送は、"1" "0" の信号を塊にして送ります。これをパケットと言います。このパケットには、頭にパケットの識別符号(ID 行き先別の荷札のようなもの)が付いています。1つの電波(これをトラポン = TPという)でいくつかのチャンネルを送るとき、識別符号によって、これは**チャンネルの映像信号、これは○○チャンネルの音声信号という具合に送ります。 また、"1" "0" の信号を送る速さをシンボルレート(SR)といっています。
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■ デジタル放送を受信するには、 | ||
受信するときは、どのパケットがどのチャンネルの映像信号か、また、どのパケットがどのチャンネルの音声信号か、をしっかり把握しておかないと、いくつかのチャンネルの情報が混じってしまって、元の絵や音を組み立てられなくなります。 チャンネルとパケットのIDを関連付けておくことが必須条件になります。 このように関連付けを見つけ出す操作がスキャンまたはサーチと呼ばれるものです。チューナーが自動的におこないます。 地デジテレビの初期設定で行うサーチと同じことです。
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■ チューナーのセットアップ手順 | ||
[ブラインドスキャンについて] GSR 500A, WS-CA988, X-760HD には、ブラインドスキャン 機能があります。 Smart Scan, Power Scan, Network Scanなどのブラインドスキャン機能があるチューナーは、トラポン周波数やシンボルレートを設定しなくても、チューナーが自動的にトラポン周波数やシンボルレートを見つけ出します。 当店扱いの GSR 500A, WS-CA988, X-760HDにはこのブラインドスキャン機能があります。
この機能は、トラポン周波数やシンボルレートをセットしておかなくても、アンテナが目的の電波を受けている状態であれば、チューナーが自動的にサーチして、トラポンデータとチャンネル表を作り上げる便利な機能です。 |