携帯基地局からの妨害を軽減するフィルター内臓LNB


LTE・3G・4G・WiFi フィルター内臓 LNBF



基地局の妨害を軽減するLNBFを発売しました。
コンテックは強力な妨害を受けていますが、このLNBFで受信できています。
しかし妨害の状況はさまざまですから、絶対に大丈夫とは言い切れません。

BT-380A
LTE・3G・4G・WiFi フィルター入り

¥6,480 税込み・送料別 

価格を下げるためにバルク輸入したものです、化粧箱はありません。
BT-380Aは別の商品名で\9,000〜\19,000で販売されているもののメーカー製造型番です。メーカーから直輸入。

 詳しい仕様 (PDF)


画面下の方にとてつもなく大きな妨害波がある


妨害波は影響ないほどに減衰している



2017年4月1日突然すべてのチューナーがあたかも壊れたかのような状態になりました。
どの衛星も無感、シグナルレベルは20〜30または80〜90、クォリティーは0の状態です。


  


ある日突然このような状態になったら携帯基地局からの妨害を疑ってみてください。


  


そのときの簡易スペアナの画面が左の画像です。これはLNBの出力(中間周波)です。これからわかることはLNBは正常に作動しています(飽和していません)。しかし、下の方1650MHz(中間周波数)あたりにすさまじいばかりの混信があります。1650MHzの妨害波の周波数は変換前の3500MHz(3.5GHz)付近ということになります。

5150(LNB局発周波数)-1650(中間周波数)=3500(妨害周波数)

右の画像は-20dBのアッテネーターを通した後の波形です。それでもまだ衛星からの電波の4倍ほどもあります。当然のことながら-20dBのアッテネーターを通すと衛星の電波は見ゑなくなってしまいます。

実はこの妨害波のためにチューナーのフロントエンドが飽和してしまっているものと思われます。
ここまで強力な電波はアンテナの向きには関係なく、直接LNBに飛び込んできますので、防ぐ手立てはありません。
現にいろいろな方向を向いている4基のアンテナすべてにおいて同じことが起きています。
試しにアンテナの皿を使わないでLNBだけで観測しましたが、どの方向を向けてもとてつもないレベルの信号が観測できます。



このような状態になっていますので、アンテナの移設完了までコンテックはインストールサービスができません。どうぞご了承ください。


2017年6月末、アンテナを1基移設しました。さすがに田舎は何の妨害もなくスペアナの画面もきれいで、すっきりしていました。
しかし、7月1日に突然妨害電波が出て、何も受信できなくなってしまいました。移設はしましたがやはりインストールサービスはできません。
このように基地局ができるにしたがって今後全国に広がっていくものとおもいます。
携帯基地局は総務省から電波の割り当てをうけ、免許されたものですから、私どもは”妨害”と言っていますが、決して妨害ではなくまったく正当なものです。
電波は有効な資源ですから、未使用の周波数は有効利用のためにこれからもどんどん利用されていくはずです。

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