海外衛星 外国衛星 テレビ ってどんなもの? 放送内容と受信方法


 ★ 海外衛星 テレビ 外国衛星 テレビ を見よう
 海外衛星 テレビ の中で、多くの国の多くのチャンネルを簡単に受信できるのは、ASIASAT 5 と ASIASAT 3S です。
ドイツ 、 フランス 、 スペイン 、 ポルトガル 、 ロシア、 インド 、 パキスタン 、 イスラム教国 、など80チャンネルほどが無料で見られます。
そのほかには、CHINASAT 6B からは 中国 の CCTV や地方局が60チャンネル以上が無料で見られます。
ASIASAT 5 と ASIASAT 7 は午後2時頃の太陽の近くにあります。午後2時頃に日が当たっている所にアンテナを建て方向を調整すれば受信できます。当店が販売しているHDS8106、X-760HD, GSR 500A、WS-CA988は出荷試験のため、Asissat 5 , Asiasat 7 , Chinasat 6B , Intelsat 19 などを実際に受信します。そして、その設定を残したまま出荷しますので、面倒なチューナーの設定は必要ありません。

アンテナの方向合わせがどなたでも簡単にできます。

     

このスペアナを使うと、アンテナが捕らえている電波の状態をこのようにテレビ画面上で確認できます。

当店からアンテナをお買い上げ頂いた方には、ご要望に応じて、電波の状態が一目でわかる
簡易スペアナ(SE-50)を無料でお貸しします。期間は1週間以内、往復送料はご負担ください。


 ★ 海外衛星 テレビ 外国衛星 テレビ って
 [CS]とはCommunication Satelliteの頭文字をとったもので、通信衛星のことです。よく、放送衛星の[BS=Broadcast Satellite]と対比されますが、基本的には同じものです。
 日本で受信できる 衛星放送 はおなじみのBSやJCSAT3/4(スカパー)のほかに、ASIASAT 5 /7, Intelsat 19 , THAICOM , Telstar やおとなり韓国の KOREASAT 5/6等全部で60個ちかい衛星の500チャンネル以上の放送が直接受信できます。

コンテックは、 海外衛星受信 の専門店です。BSやスカパーは扱っておりません。

 海外衛星放送 はデジタル放送です。受信するには デジタルチューナー が必要です。同じデジタルでも日本のBSやスカパーのチューナーでは汎用性が無いので、受信できません。


 ★ どんな放送があるの
  各国の中央放送がメインですが、中国の地方局や台湾の民放もみられます。
代表的なところでは、CHINASAT 6B の CCTV ( 中央電視台 )をはじめとして中国各地の地方局、 ASIASAT 7 の パキスタン 、 ドイツ 、 フランス 、 ロシア 、 ASIASAT 5の イタリア 、 スペイン 、 ポルトガル 、 カリブ 、 VOA 、ブルネイYAMAL 201 の ロシア 地方局等等とても書ききれないほどの放送を受信することができます。
日本で受信できる衛星と、チャンネルはLyngsatで調べられます。




 これらのほとんどの放送はPAL方式で放送されています。(台湾、韓国は日本と同じNTSC、ロシアはSECAMまたはPALです。)
PALやSECAMの放送は、日本の家庭で使われているテレビでは方式が違うため映し出せません。コンバーターでNTSCに変換するか、またはすべての方式に対応するマルチテレビを使うかの2通りの方法があります。(当店で販売している デジタルチューナー は、PALをNTSCに変換して出力する機能が入っていますから、いまご家庭でお使いの受像機でそのまま映し出すことが出来ます。)
また、HD対応機種は1080iを出力できるHDMI端子を持っていますので、高画質の視聴ができます。

 ★ 視聴料はかからない?
 Lyngsatで薄黄色地のSDチャンネルと水色のHDチャンネルが無料放送です。この無料放送を受信している限り視聴料はかかりません。
ピンク地のSDチャンネルと緑色地のHDチャンネルはスクランブル(正しくはエンクリプト)がかかっている有料放送です。放送事業者と視聴契約したカードが必要です。
契約カードをチューナーのスロットに入れてエンクリプトを解除して受信します。
また、外国衛星 放送を受信する行為は日本の法律では合法です。

 ★ 受信装置は? どうすれば 海外衛星を受信 できる?
 外国衛星 テレビ を受信する機材は、日本では全く生産されていません。主に韓国・台湾・中国で生産しています。
これらの機材は、一般の電器店では扱いません。
海外衛星 は、ごく弱い電波を受信するので、国内の衛星に比べ大型のアンテナを使用します。それでもぎりぎりの状態ですからチューナーやアンテナやLNBなどの性能がとても重要になります。
品質・性能を評価しうる技術力を持って、さらにサポートと保証ができる専門店から購入されることをおすすめします。




 上図が基本構成です。@チューナー + Aアンテナ + BLNB & FH(またはLNBとFHが一体になったLNBF)です。

[おすすめセット]としてこれらをセットにしたものがあります。おすすめセットを見る



@チューナー
 メーカーや型式によって性能や使い勝手に大きな差があります。
HDデジタルチューナーはDVB-S2,MPEG-4,8PSKなどHD(High Definision = 日本では通称ハイビジョン)に対応できるチューナーです。もちろん通常のDVB-S,MPEG-2,QPSKも受信できます。これらのチューナーはHDMIやコンポーネント出力も付いているので、最近の大型テレビで鮮明な画面で見ることが出来ます。
CIデジタルチューナーは視聴契約カードを入れるスロットがあるタイプです。最近では、USBメモリーにデータの保存や録画が出来るタイプが多くなっています。
また、パソコンのPCIスロットに組み込むタイプのデジタルチューナーもあります。
当店は X-760HD , HDS8106 , GSR-500A , WS-CA988 の出荷試験のため、ASIASAT 5 , ASIASAT 7 , Intelsat 8 と CHINASAT 6B を実際に受信して全数動作試験をしています。この際の設定をそのままにして出荷いたしますので、面倒なインストールをしなくても、アンテナの方向を合わせ、チューナーにつなぐだけでその日から ASIASAT 5 , ASIASAT 7 , Intelsat 19 や CHINASAT 6B を受信することができます。 


HDデジタル  X-760HD (YUWHUA)
[詳 細]


HDデジタル  HDS8106 (FPI)
[詳 細]


FTAデジタル  GSR 500A (GLOBAL)
[詳 細]


CIデジタル  WS-CA988 (Fujian Baotong)
[詳 細]


CIデジタル  TF4000PVR (TOPFIELD)
[詳 細]


PCIカード型デジタル  VP-1020A (TwinHan)
[詳 細]


PCIカード型デジタル  VP-1030C (TwinHan)
[詳 細]



Aアンテナ
 電波を集めるお椀状のものです。パラボラと言われています。
 BSやスカパーに比べ大型のパラボラアンテナを使います。比較的電波が強いASIASAT 5/7 や CHINASAT 6B の Cバンド は、直径1.2m〜1.5mで受信できます。その他の衛星は直径1.8m〜3.6mのパラボラアンテナを使います。 Kuバンド の受信には一般の メッシュアンテナ は不向きです。その理由は、アンテナの精度をご参照ください。

                  
3.0m メッシュアンテナ       1.2m ソリッドアンテナ         オフセットアンテナ

[各種アンテナの詳細]

これらのアンテナには固定式と ポーラーマウント式 とがあります。
 受信する 海外衛星 が1つだけの場合は、固定式を使います。1つのアンテナでいくつもの海外衛星を受信するときは、アンテナの方向を変えられる ポーラーマウント式 を使います。 ポーラーマウント式 アンテナ は、付属の固定バーを使うと固定式としても使えます。
ポーラーマウント式 は、アンテナを動かすモーター( アクチェーター )と、モーターをコントロールする アンテナコントローラー を使って、チューナーのアンテナコントロール機能( DiSEqC 1.2 )によって、アンテナの向きを衛星に向けることが出来ます。
アクチェーター は、伸び縮みする比較的安価なモーターです。高価な HtoH モーターを使わなくても、 アクチェーター で日本で受信できるほぼすべての 海外衛星 を追尾させることができます。アンテナがどのように動くかは、アンテナの動画をご覧ください。
 「アクチェーター式は可動範囲が狭い」といわれていますが、決してそんなことはありません。正しい使い方をすれば充分な範囲を回動させることが出来ます。

Kuバンド の受信に使われる オフセットアンテナ は、チューナーの アンテナコントロール 機能( DiSEqC 1.2 )によって、専用のモーターをコントロールすることができます。
どちらの方法も、一旦アンテナコントローラーに位置を記憶させておけば、チャンネルを選ぶだけで、アンテナが自動的にその衛星の方向に向くようにできます。

 海外衛星 テレビ の受信に使う大型アンテナは、ベランダの手摺へ設置することはできません。直径1.2mのアンテナが風速30m/secで発生する抗力は120Kg程度になります。
また、ギリギリの弱い電波を指向性が鋭い大型アンテナで受信しますので、BSやスカパーのように余裕がありません。0.5゚以下の精度で設置することも必要です。さらに、アンテナの設置場所は、衛星の方向に障害となる山や建物などが無いことが条件です。木の葉があっても受信の障害になります。
アンテナを購入する前に、設置場所を検討しておく必要があります。
アンテナの建て方は、技術資料をご覧ください。
海外衛星からどんな放送がされているかは、 Lyngsatで調べられます。
また、各地の衛星の方位と仰角は、衛星の方位と仰角で調べられます。



BLNB & FH (またはLNBとFHが一体になったLNBF)
 アンテナで受けた電波を受信機が受信できる1〜2GHzの周波数に変換するためのコンバーターです。
一般には変換利得が大きいほど、かつ発生ノイズが小さいほどよいものです。発生する雑音は Kuバンド 用はdB(デシベル)、 Cバンド 用は絶対温度K(ケルビン)で表わします。これは、絶対温度*K度の完全黒色体が発する熱擾乱雑音と等価と言う意味です。 15゜K とか17゜Kのように表示されていますが、数字が小さいほど良いものとされています。しかし、この数値は、振幅性のノイズの発生量を表現したものです。デジタル放送は位相変調です。位相性雑音特性(周波数性雑音)の優れたものを使うことが安定受信の決め手です。
悪質なメーカーは数値を適当に表示する場合もありますので、雑音指数だけを絶対的に信用するのは危険です。
専門店が評価したものを購入するのが無難です。

最近は、LNBに供給する電圧によって偏波軸(縦波と横波)を切り替えられるものが主流です。
また、KuバンドのUniversal LNB は、局部発振周波数を 9.75GHz と 10.60GHz に切り替えられるようになっていて、受信周波数の帯域が大変広くなっています。
ワンケーブルソリューションといわれるLNBは、1つのアンテナで複数のチューナーを使う場合、偏波を気にすることなく使うことが出来る便利なLNBです。その原理はここをご覧ください。
FH (フィードホン)はアンテナで集めた電波を LNB へ送り込むためのラッパ状のものです。電波の縦波・横波を切り替える機構が付いたものをポラライザー付きといいます。FHの技術的な事柄については、ここをご覧ください。

                        
 Kuバンドユニバーサル LNB          ポラライザー付きFH      LNB と FH が一体になった LNBF

[各種LNBの詳細]




これらのものは、買う前のコンサル買った後のサポートがしっかりできる専門店からお求めください。コンテックは、通信・電子技術に基づいて、品質はもとより機器の整合性や使い勝手も幅広く吟味し、アンテナ・LNB・チューナー・アクセサリーなど一連の品揃えをしています。ただ売るだけの店ではありません。
アンテナ・LNB・チューナー・アクセサリーなど一連の商品が整合性よくすべてそろっていることが大切です。
最近オークションや個人間の転売で買ったもののサポートが受けられず、コンテックにサポートを依頼するケースが増えています。コンテックが販売したものについては、どこまででもサポートさせていただきますが、他から購入されたもののサポートは、お断りいたします。

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